男の子の子育て、苦戦してませんか?
なんでも触ろうとする、高いところがあればとりあえず登る、すぐに泣く、
言うことを全然聞いてくれない!
男の子の行動ってわからないこと多いですよね。
実は男の子の行動はパターン化されています。
ママ友と話していて
「うちも同じことする~」なんて会話になったことはありませんか?
それほど、男の子の行動は似ているのです。
行動パターンがわかれば、対策も見えてきます。
今回は、男の子の子育てに悪戦苦闘してるママさんに是非知ってほしい
- 「男の子の特徴・パターン」
- 「男の子ならではの褒め方のポイント」
をご紹介します。
簡単なこと、単純なことばかりで笑ってしまいますよ。
小さな男心を理解できると、今まで以上に我が子が可愛く思えます。
今しか経験できない男の子の子育て、楽しくやっていきましょう!!
男の子の特徴・パターン

男の子の特徴・パターン
「男性」と「女性」は全く別の生き物
男の子って理解できないことが多いですよね。それもそのはず。
子供と言えども「男性」である男の子は、私たち母である「女性」と同じ人間でも
まったく別の生き物。
脳のつくりから違うんです。
むかしむかしの大昔、何万年も前から、男性と女性の役割はある程度決まってました。
男性は主に外で獲物をとらえるのが仕事。
女性は洞窟の中で子育てしながら待っているのが仕事だったため、
それに伴って進化の仕方も女性と男性では違ってきたのです。
「男脳」は、
獲物と自分との位置関係をはかったり、動くものを認知する能力、
方向感覚などに優れていて、
獲物をどのように捕まえるか計画を立ててきたため、
物事を論理的・合理的に考える傾向があるんです。
男の子が、走り回って落ち着きがない、動くものが大好き、物を集めるのが好き、
同じおもちゃでいろんな工夫しながら遊ぶのも、
この「男脳」の構造や進化によるものなんですね。
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男の子の子育てはとても大変!だけど、そこが楽しい‼︎
子育ては、楽しい事や辛い事、大変な事など色々とありますよね。 特に、男の子はわんぱくで、走り回って親の言う事を聞かない というイメージがありませんか。 確かに、男の子はイメージ通りで大変なところもあり ...
男の子のあるある行動パターン
「男脳」である男の子のあるある行動パターン、ご紹介します。
「うちもうちも!」なんて声が聞こえてきそうですね。
- 何でも拾う
- 高い所があると登る
- とにかく跳ぶ
- 競争が好き
- いつも何かの敵と戦っている
- 車や電車など乗り物が好き
- おもちゃを並べる
- ママへのアピールがすごい
- 褒めると照れる
- 怒ると怒る
【1.何でも拾う】
目に入ったものは必ず拾いますよね。
棒や石や葉っぱ、虫やらゴミやら何でも拾います。
棒は剣になって振り回すし、うちの息子はどんぐりみたいな小さな種は
とりあえず集めています。
ポケットの中から、40個ほどの種がバラバラと落ちてきたときは笑ってしまいました。
【2.高い所があると登る】
ちょっとした段差、登りますよね。
危ないところだとしても、
高い所を見ると登りたくなるのが男心だそうです。
【3.とにかく跳ぶ】
男の子、跳びます。
高いところ、道路標識の線、階段の最後、
とにかく男の子は跳びたい衝動にかられるのです。
そういう生き物なんです。
1~3に共通することは好奇心なんですよね。
見たことないもの、したことないことは、とりあえずやってみたくなるのが男の子です。 「それ拾っちゃだめよ」「危ないから登ったらだめよ」 何度叱られても、男の子は好奇心の方が勝ってしまいます。 後にも書いていますが、 |
【4.競争が好き】
男の子は負けず嫌いです。
男らしくていいことだと思います。
競争はかけっこだけじゃなく、
食べるスピードや「どちらが早いか」を競うのも好きですよね。
【5.いつも何かの敵と戦っている】
突然、ファイティングポーズをとり、そして壁によじのぼり、飛び降りる。
また意味もなく床を転げ回り、口や手からミサイルを出そうと一生懸命。
男の子はいつも何かと戦って、自分の世界に入り込んでます。
うちの場合、戦う前の変身が長くて長くて(笑)
いつも「その間にやられてしまうよー」って思ってました。
自分の世界の中ではとびきりカッコイイヒーローなんですよね。
【6.車や電車など、乗り物が好き】
男の子って動く乗り物が好きですよね。
うちの息子は、その中でも働く車が大好きで、
「タンクローリー」や「キャリアカー」など、
教えてもない車の種類を知っていて驚きました。
大昔には狩りをしていた男脳なので、
動くものには本能的に好きなのかもしれませんね。
【7.おもちゃを並べる】
男の子って並べるが好きです。
おもちゃに限らず、石や葉っぱなど、
3つ以上あるものは並べたくなるようです。
ちょっとの歪みも許さない、きちんと綺麗に並べますよね。
男の美学ってやつです。
4や7の競争や並べるのが好きな男の子の特徴は、
お片づけや着替えるときにも役立ちます。
闇雲に「早く着替えなさい!」ではなく「どっちが早く着替えれるか競争!」
とすると、すっごく早く着替えてくれますよ。
クルマを並べるのが好きなうちの息子の場合、トミカの駐車場を作ってあげました。
男の子のポリシーがあるみたいで、ひとつもゆがませず、ピタっと並べてお片づけ
してくれます。
「ママ見てー!」って満足気に報告してくれる姿はとても愛らしいです。
【8.ママへのアピールがすごい】
男の子にとってママは1番です。
ママに褒めてほしくてアピールしまくりです。
「ママ!着替えれたよ!」
「ママ!ご飯たべたよ!」
「ママ!ダンゴムシ!」
などと、一つ一つアピールしてきます。
「俺できたよ」アピールをしてきたとき、特にお手伝いや片づけができたときは、
めいっぱい褒めてあげましょう。
率先してお手伝いしてくれるようになります(笑)
【9.褒めると照れる】
ママへのアピールがすごい男の子ですが、
べた褒めしてあげるとすごく照れますよね。
むちゃくちゃ嬉しくて、嬉しすぎて、照れてるんだと思います。
先日、お姉ちゃんにぶどうひとつを「どうぞ」してあげてたので、
褒めて頭なでなでしてあげると、
これでもか!というくらいの満面の笑みでした。
【10.怒ると怒る】
子供ってほんとよく親を見ていますよね。
私が「駄目って言ってるでしょ!」と怒ると、
「だって、〇✖〇△✖~!!!」
って、息子が知ってる限りの、
一番嫌な言葉を使って怒り返してきます。
駄目なことをしたときは、
きちんと息子の目線に合わせてしゃがみ、
「〇〇だから駄目なんだよ」
って説明してあげると、驚くほど素直に聞いてくれます。
男の子ならではの褒め方のポイント
男の子に「すごい」「えらい」はやめよう
褒め方のポイントでひとつ注意しておきたいのが
「すごい!」と「えらい!」は言わないことです。
え?と思ったママさんも多いはず。
私もよく、
「えらいね~」「すごいね~」と言っていましたが、
竹内エリカさん著書の
『マンガでなるほど!男の子に「すごい」「えらい」はやめなさい。』
を読んでから、言うのを極力やめるようにしました。
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マンガでなるほど!男の子に「すごい」「えらい」はやめなさい。/竹内エリカ
|
「すごい」「えらい」は、
点数や評価のつくもの。「すごくない自分」「えらくない自分」に不安を抱くようになる。
「すごい」「えらい」ではなく、
「速かったね」「きれいになったね」
「お片付けできたね」「100点だったね」など、
評価せずに行動を実況中継するように言うだけで、認められたと感じるもの。
引用:マンガでなるほど!男の子に「すごい」「えらい」はやめなさい。/竹内エリカ
「すごいね」と言われて育ってしまうと、
できない自分に対して、また他の人に「すごいね」と言われないことに
不安に感じるようになります。
テストの点数が低かったとき、周りのほうが自分よりすごかったときに
自分を認めることができなくなってしまうのです。
できない自分でも大丈夫、
といった「自己肯定感」を高めてあげることが大切です。
かけっこで1番だった男の子に
「すごいね~!1番だったね!」
ではなく、
「速かったね!1番だったね!」
とそのままを認めてあげる(承認してあげる)ことで、
「自分」に対しての自信が確定されます。
竹内エリカさんの著書では、
これをマンガでわかりやすく紹介しているので、すごく為になりました。
これを知ってから私も、
「お!きれいになったね」などと実況中継型で褒め、
頭なでなでしてあげてます。
現状をそのまま認めてあげることで
「自己肯定感」が高まり、自信に満ち溢れた男の子に育ってくれますよ。
「できそう」「できるかも」という根拠のない自信は、
それまでの経験の積み重ね
男の子なら、
初めてすることにも勇気を持って取り組んでほしいですよね。
実は、それも育ててあげることができます。
運動も習い事もすぐにやめるかもしれませんが、幅広くやってみて失敗する経験も
たくさん積ませてあげましょう。
子供の頃は多少傷ついてもすぐに立ち直れます。
引用:マンガでなるほど!男の子に「すごい」「えらい」はやめなさい。/竹内エリカ
たくましさとは、失敗する経験によって得られます。
「とにかくやってみる」という経験の積み重ねで、
「これはしたことがあるから、何だかできそう」
と自信になるのです。
私の息子は、
幼い頃にあまり公園に連れていけてなくて、
初めてする遊具に対して臆病なところがありました。
他のお友達はスイスイ行くのに、
うちの息子は怖がって「ママ~」と半泣き状態。
経験させていなかったことが悪かったと反省しています。
今では体操教室にも行くようになり、
鉄棒も怖がらず、
クラスで1番初めに足掛け周りができたくらいでした。
多くの経験をすることで自信が増えてきてるのだと思います。
運動以外にもお絵かきや折り紙など、
5分でできることも「経験」だと思って
幅広くさせています。
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まとめ
いかがでしたか?
男の子って、
ほんと言うこと聞かないし、危なっかしいし、
怒ってばかりになってしまうこともありますよね。
私もそうでしたが、
男の子の特徴やパターンを知ってからは
「男の子だから仕方ないか」と思えたり、
閉園前の公園で帰るのが嫌な息子に、
今までなら
「閉まってしまうから仕方ないでしょ!」と怒っていたのが、
「じゃあ出口まで競争しよ~!」と最後の最後まで走らせて、
遊ばせれるようになりました。
そしたら息子が満面の笑みで走ってくるんです。
可愛くて仕方ないですよ(笑)
こーゆーことって大事なんだな、と痛感しました。
子育てに正解はないですよね。
ヒントになること、これならうちでもできそう!と思ったこと、
どんどん試してみましょう。
褒めたときの心底嬉しそうな顔。
「ママだーいすき」って抱きしめてくれるところ。
迎えにいくと猛ダッシュで駆けつけてくれるところ。
可愛い息子を見てると、
疲れなんて吹き飛んでしまいますよね。
今しか味わえない息子さんとの貴重な時間、
小さな男心を理解して、ニコニコした毎日になるヒントになれば嬉しいです。